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こだわりの無添加シロップ

一瞬でフワッと溶ける

『 かき氷 梵くら 』

冬でも食べたくなる!なる!かき氷

開店前だというのに、こんなに秋風が冷たい日だというのに、すでにお客様は並んでいた。オープンと同時に店内へ案内される。どんどん列が伸びてゆくのを尻目に、ポカポカ温かい室内に吸い込まれるように入店。さりげなく香るお香や優しい音楽がリラックス効果を高めてくれている。土足厳禁の店内で靴を脱ぐのも何だか妙に気持ちがいい。中央には、店主自らが手作りした趣のあるテーブルがドンと位置し、そこに8名、カウンターに3名が座れる。窓際にはレトロなかき氷機がディスプレイされており、タイムスリップ感がある。客層は老若男女、実に幅広い。オーダーは並んでいた順番どおりで、もちろん作るのもその順番どおり。1個作り終えたら次の1個に取り掛かる。これほどまでにファンを虜にするかき氷の秘密は何なのか?それを探るべく作り方をじっと見つめる。氷は3回削り3層となり、その都度シロップが追加されていく。種類によっては、果物をその場で絞ったり、飾りつけにピンセットを使う手の込みよう。一つ一つに店主の魂が込められている。完成品はもはや芸術作品なのである。

とことんこだわる素材と製法

壁に貼ってあるメニューには「 無農薬 」の文字が躍る。それだけではない。メニュー表には「 シロップ・練乳・あんこ等は全て自家製手作り 」「 添加物などは一切使用しておりません 」と記載があり、素材への強いこだわりを感じる。まず注文したのは「 ギリシャ産生ピスタチオ&生アーモンド無農薬ラズベリー入り(2,000円) 」生ピスタチオなんて目にしたこともなければ食べたこともない。聴けば、大きいピスタチオを湯がいて丁寧に渋皮をむき、手間ひまかけてピスタチオシロップを作っているという。想像しただけでも気が遠くなる。と同時に、いったいどんなかき氷なのか期待で胸がふくらむ。

運ばれてきたかき氷を見て思わず声が出る。「 わー!でっかい! 」淡いグリーンが目に鮮やか。崩れないようにそっとスプーンですくう。「 おっ、やわらかっ! 」なんの抵抗もなくスプーンが奥まで入る。これっぽっちも力を必要としない。口に含んだ瞬間、あまりの美味しさに、スプーンを持つ手が小刻みに震えた。「 これがかき氷なの!? 」とにかくふわっふわで、あっという間にスーッと溶けてしまう。たったひと口なのに、アーモンドの香りが口いっぱいに広がり、ピスタチオのほのかな甘さを感じる。食べ進めるとラズベリーのシロップが顔を出す。ピスタチオとアーモンドの甘さに程よい酸味が加わり絶妙だ。抜群の美味しさに暫しの沈黙。

オリジナリティあふれる多彩なメニュー

感動はまだまだ終わらない。「 無農薬パンプ金時みるくフロマージュ(1,680円) 」には驚愕した。なぜなら、かき氷の上に、薄く削られたパルメザンチーズがたっぷりとふりかけられているのだから。こんなかき氷、今まで一度も見たことない。かぼちゃのシロップ、いや、むしろソースと言ったほうが正しいのかもしれない。雑味を一切感じず、かぼちゃ本来の甘みとチーズの塩気が口の中で調和する。まるで、パンプキンスープのような味わいさえある。このチーズシリーズは、パンプキンから始まり、安納芋、アボカド、じゃがいもなど、春先まで続くそう。

食べ終わってみると、意外にも満腹で、これほどまでに食べ応えのあるかき氷は、他にはそうあるまい。まさか、かき氷で秋を感じることになろうとは!かき氷の可能性はまだまだ広がるばかりだ。「 ゴーラー 」になる日もそう遠くないであろう。

※ゴーラー「かき氷フリーク」

■SHOP DATA

【店名】かき氷 梵くら

【営業時間】11:00~(シロップなくなり次第)

      冬季は、12:00〜

【定休日】月曜日(その他不定休)

【TEL】022-346-9027

【住所】仙台市青葉区立町23-14 スクエアビル 3F

月刊飲食人

Tel: 022-399-9321  (ゾウケイ社内)

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