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続々と話題の飲食店がオープンしているのは仙台駅東口。

今や、東口を「 駅裏 」とはもう呼べない。

今回訪れた『 地酒と土鍋飯 さんか 』も2017年2月に

オープンしたばかりの和食の居酒屋である。東口から徒歩10分足らず。

とあるビルの1階に落ち着いた感じで佇んでいる。

店内は真新しい香りがしてとても気持ちが良い。

和食店でありながら、店主はイタリアでの修行経験もある料理人である。

そのためメニューにはパスタやカルパッチョもあり、

楽しみが倍になったようで嬉しくなる。

 

食べたいものが多すぎてオーダーに迷うわたしたちに

「 食べたいのを食べましょう! 」と優しく諭す。

その言葉と笑顔からは味への自信がうかがえる。

 

まずは地酒から。

故郷愛を理由に、岩手と新潟をそれぞれチョイス。

錫(すず)に入れられた地酒は特別感があり、より上質でまろやかな味わいに。

“熱燗・良燗・ぬる燗“自分好みの温かさにできるのも魅力だ。

これはお酒がぐいぐい進みそうである。

 

旨いお酒で調子づき、気になる料理を次々と注文していく。

 

【 新玉ねぎのポタージュ(450円) 】は、天然の甘さオンリーだというが

もはや果物並みのさわやかな甘さ。オリーブオイルがその甘さをうまく調和させ

絶妙なバランス。

【めばるのぶっかけカルパッチョ(900円)】は、薄くスライスした玉ねぎの上に、

めばる、薬味のネギやみょうが、しそ、大根おろしがわんさか乗っており

どこをつまんでも全ての食材を一度で楽しめる。

強めの酸味が美味いさっぱりした味わい。

「わああ!すごい!」

【紅芋ポテトサラダ(700円)】は、崩すのが勿体ない無いくらい独創的な盛付けに思わず驚きの声が出る。

イメージしていた紫色ではなく、淡い黄色。

なめらかな口あたりの中に時々ごろっとしたお芋が姿をあらわす。

紅芋の甘さとマスタードの酸味が程よくマッチ。

ポテトとのなめらかさと野菜のシャキシャキ感のコントラストもお見事。

ひと手間もふた手間も加えたサラダと言える。

 

【自家製パスタきのこソース(1,100円)】は、

「 想像してるパスタと違うと思うよ! 」

そう言われて食べないわけにはいかない。

食べれば分かる!という店主の言葉に期待が高まる。

調理中からすでにガーリックのいい香りがする。

一口食べると、その歯ごたえはインパクト大!!

太めの麺はモチモチ以上のコシがあり、その硬さがクセになる。

何度口に運んでもその歯ごたえの新鮮に驚いてしまうから不思議だ。

ぜひともご賞味いただきたい一品。「 食べれば分かる! 」

 

【ブリと茄子のしょうがあんかけ(700円)】

あんかけに目が無い。

どうしてこうもあんかけに魅かれるのか。

しょうがの良い香りがあたりに立ち込める。

とろけるようなナスと脂の乗ったブリが、

あんかけのベールに包まれて最後まで熱々で美味しくいただく。

シメは【土鍋親子丼(2~3人前1,300円)】

ふたを開けたときにぶわっと広がるこの香りがたまらない。

網の上で焼いた岩手の菜彩鶏は香ばしく柔らかい。

つくねは口に入れたとたんにほろりと崩れご飯と一体化。

土鍋で炊くご飯を食べる機会は少なくなったが、やはりうまい。

甘みのあるやさしい味にホッとする人も多いだろう。

 

 

初めての来店にもかかわらず店主が丁寧に外までお見送りとは、

なんだかお得意様になったようでこそばゆい。

毎日違うメニューが並ぶというから、これからますます目が離せなくなる。

■SHOP DATA

【店名】地酒と土鍋飯 さんか

【営業時間】17:00〜23:00

【定休日】日曜日

【TEL】022-707-0562

【住所】宮城県仙台市宮城野区榴ヶ岡4丁目8-1

​    花園レジデンス1階

月刊飲食人

Tel: 022-399-9321  (ゾウケイ社内)

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