仙台名物のひとつ言わずと知れた「牛たん」。
週末ともなれば街中の牛たん店には観光客の行列が出来る。
われわれ地元民が牛たんを食べるのは
県外から友人が来た時に連れて行く程度。
ランチに手軽に食べられるほど安くはないのも一因。
前回はいったいいつ食べただろうか?
とはいえ、本音を言えば月に数回は食べたい。
それを叶えてくれるのが「牛たん若」である。
若い人にもっと牛たんを食べてほしいとの想いが
そのまま店名になったそう。
リーズナブルであればもっと利用してもらえるはずだと
ランチも夜も同一価格での提供で「 牛たん定食 」は
1,160円(税込)。確かに安い。
それならと、いつもはなかなか手を出せない
「 牛たん定食1.5人前(1,740円・税込) 」を思い切ってオーダーする。
香ばしく焼かれたこの照りがいい。
さっそく食べる。「 お!やわらかい! 」
それもそのはず。この独特の歯ごたえを出すために
備長炭を状況に応じて三種類使い分けているという。
研究に研究を重ねた濃いめの味付けはご飯がすすむすすむ。
牛たんにはやっぱり麦飯がピッタリだ。
やや薄味のテールスープもあっさりしていて後味すっきり。
数量限定の文字が目に飛び込み
「 味噌煮込み牛たん 並(480円・税込) 」もいただく。
タン下という部位の特にコラーゲン質の多い部分を厳選して
作られてるだけあって、ほろっと身がほぐれるようなやわらかさ。
焼いた牛たんとはまったく違った食感だ。
くどくない程よい甘さで食べやすい。
単品で頼んだものの、たまらずライスをオーダー!
これはもうご飯にかけるのが正解だ。
牛たん一本からたった100gしか取れない
霜降りの部位の厚切り「 霜降り牛たん定食(1,700円・税込) 」は残念ながら売り切れ。
次回の楽しみに取っておこう!牛たんを食べる機会はどうやら増えそうだ。