北仙台駅から徒歩数分。
昭和の雰囲気が漂う横丁、仙台浅草にやってきた。
風にゆれる白い暖簾に誘われて『 焼肉ジンギスカン220 』へ。
黒を基調としたおしゃれな店内は、
なんと店主と店主のお仲間みんなで自作したそう。
店内はすでにお肉の香りが漂っていて、
空腹感がさらに増し、さっそく注文することに!
「 浅草レモンサワー(500円税別) 」は、氷代わりに、
凍らせたレモンのスライスがぎっしりと入っていて見た目も可愛い。
スッキリ爽やかで、あっという間に1杯目をグイッと飲み干し、
レモンのスライスをそのままに、おかわり(300円税別)をいただく。
これは、ジンギスカンにもよく合いそうだ。
「 塩こんぶサラダ(580円税別) 」は、通常キャベツを使うところ、
ここではレタスなのがおもしろい。
レタスのみずみずしい優しい歯ごたえとゴマ油の良い香りがたまらない。
*写真はハーフサイズ
お次は、北海道ではお馴染みの「 ラーメンサラダ(680円税別) 」。
北海道出身の店主だからこそ、味わえる料理だ。
レタスやハムのサラダの横に、中華麺がどんと乗っていて、
具材は冷やし中華と似ているけど、全くの別物である。
たっぷりかけられたマヨネーズがとてもよく合う。
2人できたけど、色々食べたい私たちは、
ラーメンサラダと塩こんぶサラダを
お店のご好意でハーフサイズに変更していただいた。
*写真はハーフサイズ
そして、お待ちかねの「 北海道ジンギスカン(980円税別) 」は、
「 これで一人前なんですか!? 」と思わず聞いてしまうボリュームだ。
特製ダレに漬け込んだラム、野菜(キャベツ・もやし・玉ねぎ・かぼちゃ)を
店長さんが自ら焼いてくれる。あらかじめ油を引いた鍋に、
手際よく野菜を並べ、中央にラム肉を乗せたらキャベツで蓋をする。
この、キャベツをお肉の上に乗せて蒸焼きにするのは、
こちらのオリジナルの焼き方で、ラム肉がよりふっくら柔らかくなるんだそう。
「 うん!やわらかくて美味しい! 」
かぼちゃもしっとりとしていて優しい甘み。
もやしと玉ねぎはシャキッとした歯ごたえを楽しめる。
ラムの旨味が野菜にうつり、絶品。
特製たれはリンゴやレモン、オレンジなどの果物のまろやかな甘さ。
辛口の方には、別辛も可能だそうだ。
「 超ロングウィンナー JAPAN X(900円税別) 」は、
ハーフもあるがせっかくなのでここはロングで。
50cmほどの長さのウィンナーは、鍋をぐるんと一周しそうな勢いだ。
そのまま食べるにはあまりに長いので、ハサミで切り分けていただく。
ぷりっとした歯ごたえ。噛んだときのじゅわっと弾ける肉汁がすごい。
「 ラムたん(650円税別) 」は、塩コショウで下味がついているので
何もつけずにいただく。小さく切ってあるのに、食べるとラムの香りが
ふわっと広がる。
牛タンほどの歯ごたえはないが、しっかりした食感で噛むほどに旨味が増していく。
さっぱりしたものを何かとわがままなお願いをしたところ、
きゅうりの浅漬けをパパッと作ってくれたのには感激だ。
お料理が美味しいのはもちろんだが、こういった店主やスタッフの優しさや
人柄の良さが人気のヒミツなんだろう。
■SHOP DATA
【店名】焼肉・ジンギスカン 2202
【営業時間】17:00~翌2:00
【定休日】木曜日
【TEL】022-208-3209
【住所】宮城県仙台市青葉区昭和町5-56